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教えて!桑の先生

カラダの中から外から。
沙羅桑できれいになる。

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桑研究の第一人者、
新潟薬科大学名誉教授 小西先生に
美しくなるための桑の上手な活かし方を聞きました

小西徹也

小西徹也

薬学博士、新潟薬科大学名誉教授、オフィスHALD食品機能研究所主宰、長春中医薬大学客員教授、新潟未病食養研究会代表。現在、機能性素材の発掘と未病ケア食品への応用、機能性食品開発の支援、健康寿命延伸プログラムの実践などの活動を精力的に行っている。

あなたは、こんなお肌の症状に悩んでいませんか?

あなたは、こんなお肌の
症状に悩んでいませんか?

・顔の皮膚にシミが増えてきた。
・肌からハリやツヤがなくなってきた。
・歳とともに顔の色がくすんで見える。
・アトピーの症状に悩んでいる。
・脇など隠れた肌の黒ずみが気になる

カラダの外からきれいに。
「桑の根」がお肌のシミやくすみを元からなくす。

シミやくすみは、どうしてできるのですか?

シミやくすみは、
どうしてできるのですか?

シミやくすみには、肌に存在するメラノサイトという色素細胞が作るメラニン色素が関係します。メラニン色素は表皮の細胞が紫外線で損傷されるのを防ぐ役割をする生理的な物質です。表皮の細胞は常に新しい細胞が生まれて古い細胞が角質として除去される代謝回転(新陳代謝)が起こっているのでメラニン色素も一緒に除去されるのですが、過剰な生産や、老化などで表皮細胞の代謝回転が遅くなったりすることでシミやくすみが目立つようになります。したがって、メラニン色素の過剰な合成を抑えたり、皮膚の老化を遅らせたりすることが綺麗な肌を保つことにつながる訳です。
メラニン色素はチロシナーゼという酵素によりアミノ酸のチロシンから合成されます。この反応は紫外線や圧迫などの皮膚ストレスにより起きる酸化ストレス(活性酸素)により活性化されます

桑はビタミンCより30倍の美肌力?

桑はビタミンCより
30倍の美肌力?

桑の根を漢方薬では桑白皮(ソウハクヒ)と言い、便秘、喘息、鎮咳、去痰などの処方に使われます。桑白皮はスチルべノイドやフラボノイドなどのポリフェノールを多く含み、強力な抗酸化作用や美白作用を持つことが知られています。
特に、桑のフラボノイドは油に溶けやすい尻尾を持つことが特徴で、細胞や組織に分布しやすく、フラボノイドの作用(抗酸化や細胞シグナル作用)が強まり、より多彩になることが報告されています。抗アレルギー・保湿・抗菌・消炎効果なども期待できる機能成分です。

桑白皮に含まれるポリフェノール、特にオキシリスベラトロールとクワノンなどのフラボノイド、ベンゾフラン誘導体、クロロゲン酸などの成分には、チロシナーゼ活性を阻害する作用があります。これらの抗酸化成分が紫外線などによるメラニン色素の過剰な生産を抑えると同時に活性酸素による細胞の損傷や老化を防ぐので、昔から言われていた桑のシミやくすみをなくす強力な美白作用が説明できるようになりました。桑白皮フラボノイドのチロシナーゼ活性阻害作用は、美白化粧品原料ハイドロキノンの約3倍、コウジ酸(酒、味噌の発酵菌産生物)の約10倍、アスコルビン酸(ビタミンC)の約30倍と言われています。

植物工場の桑は、ポリフェノールが10倍も?

植物工場の桑は、
ポリフェノールが
10倍も?

我々の研究から、屋内水耕栽培で育てた桑(沙羅桑)では桑の特徴的な活性成分である脂に溶けやすいフラボノイドやオキシリスベラとロールなどが野外の桑に比べると5から10倍にも増えることが分かりました。植物工場で栽培された沙羅桑の根のエキスは、石鹸や化粧水などのへの応用が大いに期待される素材です。

カラダの中からきれいに。
「桑のお茶」がシミやくすみの原因をなくす。

体の糖化が、お肌のくすみの原因?

体の糖化が、
お肌のくすみの原因?

シミやくすみのもう一つの原因に糖化があります。糖化とは文字通り身体の中でタンパク質や脂質が糖と反応して糖化産物(AGE)ができることです。その結果タンパク質が変成して正常な機能を発揮できないことになり、生体老化の促進や動脈硬化などの色々な病気の原因となることが分かってきました。血糖値の目安になるHbA1cも糖化タンパクの一つです。元々は食品加工の分野ではメイラード反応として知られていた化学反応で、ケーキがこんがり茶褐色に焼けて香ばしい匂いを持つようになるのもこの反応が起こるからです。皮膚でも、肌の弾力性を保つコラーゲンが糖化されたり、皮膚上皮細胞が糖化を受けることで皮膚のハリが失われたり、タンパク質の黄変や新陳代謝が低下することがシミやくすみができやすくなるわけです。

桑には体の糖化を防ぐ成分がある?

桑には体の糖化を
防ぐ成分がある?

糖化は血中の遊離糖濃度(血糖値)が高ければ高いほど起こりやすいので食後血糖値、空腹時血糖値など血糖値のコントロールが糖化の予防には重要です。
桑は古来糖尿病の予防や改善に伝統医薬や民間薬として利用されてきた歴史がありますが、最近、デンプンを分解して吸収されやすい糖に変えるαグリコシダーゼという酵素を阻害するDNJ(1−デオキシノジリマイシン)が桑葉の特有成分として同定されたことで血糖値上昇抑制作用の科学的な背景が明らかになりました。最近ではこの DNJ以外にも桑葉に存在するクロロゲン酸やフラボノイドなどの桑ポリフェノールが同じ様にαグリコシダーゼ阻害作用を持つことが明らかになってきており、桑葉は血糖値上昇抑制作用を示す優秀な食素材として注目されています。
水耕栽培の屋内植物工場で生産される桑、沙羅桑の葉には野外栽培のものに比べて約5倍のDNJが含まれていることや、同じく血糖値上昇抑制作用をもち、かつ抗酸化・抗炎症作用を通して老化や疾病に関係する酸化ストレスに対する生体防御作用に力を発揮するポリフェノールの含有量が顕著に増加していることなどが私たちの研究で明らかになっています桑と同じ様な脂に溶けやすい尻尾(プレニル基)を持つフラボノイドに糖化阻害効果が報告されており、糖化産物の消失促進効果を持つ桑の成分も報告されているので、桑葉、特に沙羅桑葉は日常的な摂取により糖化を予防する食品素材として大いに期待されます。
*DNJの表記はトヨタマ健康食品株式会社の商標登録です。

きれいになるために、もっと桑を知りたい。

「美力UP講座」

気になる美容のこと健康のこと。あなたのなりたい自分に桑がどのように力を貸してくれるのか?もっと詳しいことを知りたい方のために。桑研究の専門家である新潟大学名誉教授の小西先生に、より深い桑の知識をご教示いただきます。

桑は漢方薬なんですか?

約二千年前に書かれた中国で最も古い薬物書「神農本草経」にも桑根白皮として桑は記載されています。その作用は内臓疾患、精神心理症状の予防、改善や、気血や筋肉、骨など体を作る滋養強壮作用です。
桑の薬効については鎌倉時代に禅僧栄西が当時の中国、宋における喫茶養生の習慣を紹介した喫茶養生記という本に茶の効用と同時に桑の薬効についても詳しく紹介されており、桑は飲水病(現代の糖尿病)、不食、中風にはなくてはならないもので、そのほか皮膚病、脚気に効能がある。煎じて飲んでいれば他の仙薬はいらないと記されており、現代の健康食品、サプリメントにも似た存在であった様です。しかし、お茶ほど日本では常用される様にならなかったのは養蚕の発展が原因の様です。桑はその葉、茎、根、実のそれぞれが桑葉(鎮咳、抗炎症、高血糖などに)、桑枝(関節痛、リューマチ、利尿、高血圧などに)、桑白皮(便秘、喘息、鎮静、歯痛などに)、桑椹(強壮、補腎、かすみなどに)として漢方や民間医療に利用されますが、桑白皮だけは去痰、鎮咳、消炎性利尿薬作用のある医薬品として扱われています。
桑の機能に関する現代科学的研究は近年加速度的に増加しており、糖尿病の予防・改善、食後血糖値の上昇抑制、高血圧の改善、中性脂肪低下、抗コレステロール値(LDLコレステロール)作用、腸内環境を整え便秘を改善、肝臓および腎臓機能の改善などさまざまな報告が蓄積しています。
中でも昔から言われていた抗糖尿病作用については社会的ニーズの高さから、臨床研究も含めて特に多くの研究が報告され、実際に食後の血糖値上昇や食事の過剰摂取を抑える働きのあることも明らかにされています。

なぜいま、桑が注目されているのですか?

抗糖尿病作用以外にも桑が注目されている原因は、健康長寿の障害となる抗認知症作用や抗動脈硬化作用、血圧調整、免疫増強、抗がん作用などが桑に含まれる特徴的な多彩な機能性成分の作用として、試験管や動物レベルの研究ではありますが、明らかにされてきたことです。これらの成分はポリフェノールに属するもので、それぞれの作用に加えて強い抗酸化活性や抗炎症作用を持つので、細胞の損傷を防ぎ、細胞の健康を保つ基本的な役割も持っています。
水耕栽培により作られる沙羅桑はこれらの機能性成分が多く存在することに加えて、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、カリウムなどのミネラルやタンパクなどの含量が高く、栄養学的にも優れていることとから日常的な食を通した健康の維持、増進に寄与できる新しいスーパーフードとも言えます。

DNJとは何ですか?

DNJ(1−デキオシノジリマイシン)は桑の糖尿病予防作用の原因成分として桑葉から単離同定されたブドウ糖の構造類似物質です。食べたデンプンを小腸で吸収できる単糖(ブドウ糖)に変換する酵素α-グルコシダーゼを阻害する作用を持ち、小腸でのグルコースの吸収も競合的に阻害するので食後の急激な血糖値の上昇を抑えるため、桑が糖尿病予防に有効であることの根拠となっています。ただし、クロロゲン酸やフラボノイドなどのポリフェノールもα-グルコシダーゼを阻害するので桑の抗糖尿病作用はDNJだけによるものではありません。

桑の効果的な食べ方とは?

DNJがグルコースと競合的に作用することを考えると、桑の血糖値コントロール効果を期待するには、食前15分〜食中に取るのが効果的と思われます。しかし桑葉の主成分であるクロロゲン酸やフラボノイドなどの抗酸化活性や抗炎症活性の強いポリフェノール成分によるインスリン感受性改善して作用や脂肪燃焼促進、動脈硬化抑制作用、糖化抑制作用などを期待するにはお茶などの形で日常習慣的に摂取することが望ましいと考えられます。
桑の葉にはポリフェノール以外にカロテン、γアミノ酪酸「GABA(ギャバ)」、食物繊維、などの機能成分、ビタミンC、B1、B2、Aなどのビタミン、亜鉛、鉄、マグネシウム、マンガン、カルシウムなどのミネラルが含まれていますので、微量栄養素補給の意味でも有効です。なかでも日本人に不足しがちなカルシウムは小松菜の1,5倍、カロテンはほうれん草の10倍も含まれています。

桑の効果の研究は、どこまで進んでいるのですか?

桑の研究は90年代半ば以降世界的な広がりで急速に進んでいます。抗肥満、整腸作用と便秘改善効果、食後の血糖値の上昇抑制、インシュリン感受性改善、中性脂肪・コレステロールの低減、脂肪肝の改善・抗動脈硬化作用等のメタボリック症候群予防や改善作用が明らかになっていますし、それらの効能に関係する機能性成分や新規成分が40種以上も単離、同定され、最近では認知症や抗がん作用に関する研究成果に関心が高まっています。

チロシナーゼって何ですか?

チロシナーゼとは、シミの原因となるメラニン色素を作り出す酵素のことです。皮膚が紫外線により損傷を受けると活性酵素が発生し、色素細胞であるメラノサイトを刺激し、チロシナーゼを活性化させます。チロシナーゼはアミノ酸のチロシンを原料として黒色メラニンを生産します。メラニン色素は紫外線などに対する防御物質ですが、過剰に産生したり、新陳代謝が滞ったりすることで皮膚に蓄積、シミの原因になります。

美白の方法は?

メラニン色素の過剰生産を抑え、皮膚の新陳代謝(代謝回転)を促進し、糖化を防ぐなどが考えられます。メラニン色素の過剰産生は抗酸化剤による酸化ストレスの防御とチロシナーゼの阻害が標的になります。チロシナーゼ阻害作用を持つオキシレスベラトロールを代表とする桑のポリフェノールは総合的に美白作用を発揮する成分として働くことが期待できます。

桑の造血作用が肌荒れを防ぐと言われていますが?

血色のよいイキイキした肌に大切なものは血です。女性にとっては肌や髪に栄養を与える「体内美容液」ともいえる存在と言われます。血が不足すると、貧血、生理痛、めまい、立ちくらみといったトラブルばかりではなく、肌荒れなど美容面にも悪影響がでます。桑の効能として神農本草経では気、血、筋、骨、肌、精の六極を治すとあり、血の充実や瘀血改善作用が伺えます。現代科学的にも鉄の含量が高いことがわかっており、桑葉には貧血予防に効果が期待できます。

糖尿病に桑は有効ですか?

食事を摂ったあとに血糖値が急上昇するのを血糖値スパイクと言います。インスリンを分泌するすい臓への負担を増加させるので糖尿病リスクを高める要因ですが糖化の促進因子でもあり、動脈硬化や認知症のリスクを高めることもわかってきました。桑の成分であるDNJやポリフェノールはこの食後血糖値の上昇を抑え、糖化による酸化ストレスを防御する働きがありますので糖尿病の予防や改善が期待できる食品として日常的に摂取することは意味があることだと思われます。

緑色植物では、血糖降下作用が最も強い?

血糖値を下げる植物は桑以外にも色々知られていますが、身近にあるもので食材として手軽に手に入り、お茶のように常用できて、副作用がないという意味では桑は一番かもしれません。